旅行記【箱根・下部温泉編】
8~10月の間ずっとインターンやら何やらをしていて休みという休みがなかったので,3密に気を付けながらgotoしてきました.自分が5年後くらいに見返して懐かしむ用の記事なので内容は期待しないでください.
通ったルート
超雑にかくとこんな感じです.大田区の自宅から箱根まで行って一泊し,富士山をぐるっと回る形で帰ってきました.(赤いラインが内側にのめり込んでるあたりが箱根)
1日目
狙ったかのような快晴で,自宅近くの駅からでも富士山の山頂がはっきりと見えてました.近くだともっと見えるかもという期待を胸にとりあえず小田原へ.
ここから箱根登山鉄道という列車に乗ります.日本で一番(世界でも2番目)勾配のキツい坂がある路線だそうです.
酷い写真ですがこれは先頭車両からの眺めで,トンネルの中にいる時のものです.目で見てわかるレベルの坂は電車にとっては急勾配らしい.
箱根登山鉄道の終点,強羅駅にあるこれは「手湯」らしいですが即死トラップなので触る時は覚悟しましょう.カップラーメン作れるレベルで熱かったです.
小田原→強羅(箱根登山鉄道)→早雲山(ケーブルカー)→桃源台(ロープウェイ)→芦ノ湖(遊覧船)が箱根ガン決まりルートらしいですが,寒かったのと曇ってたので*1船には乗りませんでした.晴れてれば湖上から富士山がきれいに見えるようです.
行ってみて初めて知ったのですが,桃源台のある芦ノ湖は第3新東京市としてエヴァに登場します.町おこしコラボをやっていました.
ススキが無限に群生している場所(仙石原すすき草原)を経由して宿に向かいます.今回は前回のような民宿ではなくKKR宮ノ下という旅館を利用しました.美味しい料理と温泉で下がりきったHP/MPを全快させます.
https://www.kkr.or.jp/hotel/list/miyanosita/
2日目
2日目は富士山を車窓から見ることがミッションです.小さい時に家族と富士観光した事があるのですが,曇天で1ミリも見えずとても悔しかった記憶があります.果たして今回は・・・?
見えました!!写真だと見慣れてると思うのですが生の富士はやっぱり迫力が違いました.機会あればもっとふもとで見たいですねー.
この時乗ったのは富士山の西側を南北に縦断している身延線です.富士山の見える区間と富士川の見える区間があり,自然をたっぷりと味わえる良い路線でした.
途中下部温泉といういかにも温泉に入れそうな駅があったので下車しました.
芦ノ湖に続いてここも来てみて初めて知ったのですが,「へやキャン」の聖地らしいです.
非常に趣のある温泉街でしたが,廃業や無期休業となっている宿屋も多くありました.廃業したものも含めて宿屋の数がとても多く,かつては賑わっていた事が想像できます*3.
通りから外れたところにある小さな社の脇に山道らしきものがありました.クマが出てきたら嫌なので絶対行かないぞと思ったのですが,道標にある「大すべり台」が気になりすぎてつい進んでしまいました・・・
なんと,本当に滑り台がありました.脇には劣化して壊れたソリが捨てられてあります.
せっかくなので登ってみました.
いや結構高いな!そりで降りるにしてもかなりのスピードが出そう.かつてはここで遊ぶ街の子供たち,もしくは観光客の家族がいたのでしょうか.今ではその影はどこにも見当たりません.相当奥まった場所にあるため,今となっては地元の人以外に知られることはないでしょう.昔のこの街の姿を自分だけが一部垣間見る事ができた気がして,謎の優越感に包まれていました.
と思ったら意外と最近の観光客にも知られていることをさっき知りました.
【下部温泉の大すべり台・グリーンジャンボ】山の中に出現!よく滑るスリリングなすべり台で遊ぼう│やまなしファン
そこそこ有名みたいですねはい
そんな感じで下部温泉を後にして甲府でほうとう食べて大田区に帰りました.おしまい.*4
終わりに
東京に越してきてから初めての旅行でした.ここでは自宅から電車を2時間くらい乗っても札幌駅から電車で15分くらいの光景がずっと続きます*5.東京都市圏の巨大さを実感した旅でした.